マリリンの ちゃんとしてないブログ

「様子がおかしい」と言われがちな筆者が、グっ…ときたことを綴っています。

LOVE ふるさと

ども。

生クリームたっぷりのコーヒーゼリーが食べたいマリリンです。





さてさて今日は
自分が生まれる前の
古い住宅地図を見せてもらいました。



おいら
飲み屋街のど真ん中で生まれ育ちました。

とは言っても
父親はお酒を飲まない人だったので
飲み歩くようなこともなく

私自身も
自分のまちの夜の姿は全く知りませんでした。




通学路には
スナックやキャバレーの看板ばかりでしたが

ちびっこのおいらは
それらが営業してる様子を見たことがなかったので
やってないお店ばかりなんだと思っていました。



朝、学校に行く時
お店の前にビロードのソファが出してあった日は
そこにはじめて人の気配を感じ
なんだか特別な気分になりました。


少しだけ開いたドアから覗くと
薄暗い店内には
ビーナス像やシャンデリアが見えて
こころのポッケに小さな秘密をしまいました。




夕方、開店前になると
黒服の男性がホースで水を打っている所もありました。


みんな夏の夕暮れ時のアスファルトみたいに
ギラギラしていました。





生まれたまちは
今ではすっかり様子が変わってしまいましたが

目を閉じると
いつでもそこに行けます。


今夜は夢の中で
あの頃のあのまちへ行ってみたいと思います。



みなさんもいかがですか?