石鎚山系の薫りに包まれながら、その素顔に迫れる一冊です。
あども。
介良事件の現場探しにでかけてみようか
迷っているマリリンです。
今日はちょっと真面目なお話です。
みなさん、山はお好きですか?
愛媛県西条市にある石鎚山は標高1,982m、西日本最高峰であり
それ自体が御神体である霊峰です。
コチラ昨年10月に
高知県いの町にある絶景ロード「UFOライン」からたまたま撮れた
雲海に浮かぶ霊峰石鎚。
おいら、西条に移り住むまで
「山」に興味を持ったり、調べたりすることはなかったのですが
石鎚山には天狗伝説が伝わっていて、ミステリアスなパワースポットでもあるので
UMAや妖怪、宇宙ともとても関わりが深く
調べれば調べるほど興味深い山だと感じています。
そのお話は、またの機会に…
四国の背骨ともいえる石鎚山系は、命の水の源でもあります。
コチラは、それらの源流域に程近い「UFOライン」近くの、3月中旬頃の様子。
この雪や氷が溶けて
愛媛県西条市を流れる加茂川、愛媛県・高知県にまたがる仁淀川(面河川)
そして高知県と徳島県を流れる吉野川の源流になります。
雄大な霊峰に眠る廃村跡も、たくさんあると聞いています。
そんな石鎚山系の暮らしの風景と自然を優しい眼差して綴った
心に響く著書をプレゼントしていただきました。
ページをめくるごとに
宝物がひとつ…ひとつ… 心の中に降り積もってゆく…。
これほどまでに
石鎚山系の隅々へと分け入り
ふとした森の表情に目を遣り
そこに暮らした人々の瞬間に迫った書籍は
もう現れないと思うんです。
心情が見事に写し撮られた写真の数々に息を呑み
人々や自然への深い愛情に満ちた文章とあいまって
石鎚山系のみずみずしい空気を胸いっぱい吸い込んだような
豊かな気持ちになれます。
石鎚山系の薫りを感じる、誇らしき一冊。